杭州での留学
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杭州は西湖などで観光地としての知名度が高い割りに、留学先としてはあまり知られていません。このため、浙江大学を除けばどの大学も留学生は少なく、少人数教育が受けやすい環境となっています。杭州の学費や生活費などは上海と大差はなく、コスト面でメリットのある留学先というわけではありません。
杭州で留学生を受け入れている大学は、かつてはほとんどが市内中心地にありましたが、ここ数年で多くが東郊の開発区に新校区を作り移転しました。一部の大学では、留学生は旧校区、中国人学生は新校区と分離しているため、留学の目玉である相互学習がやりにくくなっています。注意が必要です。
杭州には成田と関空から直行便があります。多くの大学は空港まで無料で出迎えを手配しています。杭州から上海までは列車で2時間足らずと便利です。 |
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杭州の基本知識
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杭州は中国の古都の一つであり、南宋などの首都が置かれた。現在は浙江省の省都である。京杭運河の終点にあたり、古くから文化の中心地であった。19世紀以降は上海の発展により杭州は経済面でかげりが出てきた。また、最近では杭州湾大橋の開通により、上海から同じ浙江省の寧波まで、杭州を経由せずに行けるようになり、地盤沈下が危惧されている。
杭州中心部に位置する西湖は風光明媚な観光地として知られ、国内外から多くの観光客を呼び寄せている。中国国内でも住みよい街として知られている。また、日本でも人気の高いロンジン茶の生産地としても名高い。 |
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杭州のデータ
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人口:672万人(2007年)
面積:16,596平方キロ
行政区分:副省級城市 |
杭州の気候
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1月平均最低気温:1.5度
7月平均最高気温:33.0度
年間降水量:1,454.6mm
年間日照時間:1,756.7時間 |
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